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​段ボール向けソリューション

​【三川鉄工バイブレーション・上田紙工機ユニプラテン向け】

 オンメンストリッピング型を使わない落丁技術開発に携わり抜型の受注を伸ばしてきた(株)メイク・ア・ボックスは打抜機に合わせたレイアウトや通し方向を提案して打抜機のポテンシャルを最大限に引き出せるニックやメイキング(ゴム貼)をさせて頂いております。

​ 上田紙工機様工場でのデモンストレーションで使われている抜型は全て(株)メイク・ア・ボックス製の抜型を使って頂いています。

​【罫線トラブル】

■​段ボールの罫線トラブルには罫割れと折れ精度が有る。

 〇罫割れ・・・裏ライナー割れ・表ライナー割れ・表層剥離は原因が全て別である。

  ・裏ライナー割れは段ボール厚み分から裏ライナーを罫線で下方向に押し込む事で裏ライナーが引っ張られる事が起因と成る。

   対策としては周辺の中芯を潰す事が必要。コルク・キャタピラ・スポンジを中芯強度で使い分けする。

  ・表ライナー割れは主に胴当たりと云う罫線が強く当たりすぎる事で表ライナーの繊維を破壊される事で発生する。

   曲げると表ライナーが左右に引っ張られる事で割れが発覚する。依って中芯の強度も関係するが基本的には罫線高さを低くする。

  ・表層剥離は表ライナーがK6以上の強化中芯で乾燥時期に表ライナー表層がピリピリひび割れる現象で有る。

   段大きさには関係なく発生する。曲げると発生するので裏側から段を潰す事で軽減はするが完全とは成らない。​

 〇折れ精度・・・罫線以外の所で折れ曲がる現象を第二座屈という。この事が起因して接合間隔が一定に成らない。

  ・罫線が段ボールに当たる瞬間に左右が持ち上がる現象が起こる。この事は罫線両側にスポンジ等を貼って対処可能。

​  ・中芯の強度が有ると、馴染まずに第二座屈が発生する。対策は溝切テープと併用してコルクでの対応が一般的だが完全では無い。

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